アラフォー ダイエット:ストレッチ/筋膜リリースについて
今回はストレッチと筋膜リリースについて書いていきたいと思います。
突然ですが、皆さん、運動前後にストレッチはしていますか?
実は私はちゃんとしていませんでした。たまに思い出したときに運動前にはしていたのですが、運動後はほぼストレッチはしていませんでした。
そしてストレッチをせずに運動をしていたせいで、3年ほど前に右足の半月板を損傷しました。水平にぱっくり真っ二つに割れました。
半月板を損傷したのは、「足の筋肉が固すぎる」というのが大きな要因の一つだと整形外科の先生に言われました。
ちなみに半月板とは膝の骨と骨の間にある軟骨のことで、割れてしまったらもう元の状態に戻らないそうです。(涙)
ずっと膝が痛いな…と思いつつ放置していまして、ある日ヨガのクラスで「鷲のポーズ」をしようと右足で立ち、左足を右膝に絡め、そのまま曲げた瞬間に膝にバシーンとものすごい衝撃と激痛が走りました。足が痛すぎで立っていられない、まともに歩けない状態となり、足を引きずりながら自宅の近くの病院に行きました。MRI検査をしたところ「半月板損傷」と診断されました。(半月板は軟骨なのでレントゲンやCTスキャンでは映らないそうです)
「もう元にもどらない…」と落ち込む私。落ち込む私を見て「いやでもほら、割れ方が素晴らしく綺麗!」「本田圭佑とお揃いやで!」と 謎の励まし方をする先生。(すごく面白い先生なのです)
足の筋肉を柔らかくし、そしてリハビリを通して膝の周りの筋肉を強化し、半月板がぐらつかないようになれば痛みは軽減する、痛みがなくならない場合は手術です、と言われそこから2~3か月ほどリハビリに通いました。
たまたま自宅の最寄の整形外科がスポーツ整形を取り扱っていて、病院の2階に理学療法士さんの施術とトレーニングを受けられるジムのような広めの施設がある病院でした。
そのリハビリが予想を超えたなかなか本気のトレーニングで、結構ハードな「膝のリハビリ」という名の筋トレをさせられてビックリしたのですが、そのおかげで今は本当に全く膝が痛くなく、正座もできるし、サポーターをつけずにジャンプしたり激しい運動をしても何ともない状態になっています。(本当はサポーターをつけないといけないんですが、蒸れるのでしてません…)
前置きが長くなってしまいましたが、その半月板損傷のリハビリを受ける際に、先生や理学療法士さん、病院の運動指導トレーナーの人たちから口酸っぱく入れたのが「ストレッチの大切さ」でした。
・筋肉が固いと間接に変な負担がかかり、ケガにつながる
・間接まわりの筋肉はなかなか通常のストレッチだけではほぐすことは難しい
・運動後のストレッチをせずにいると筋肉に疲労がたまりこれを放置すると体の不調やパフォーマンスの低下につながる
・年とともに筋肉そして筋膜は固くなってくるのでストレッチは大切(アラフォーの私の心に刺さりました)
など、如何にストレッチが大切か、「ストレッチが、ストレッチは、ストレッチで…」とリハビリに行くたびに毎回呪文のようにストレッチの話を繰り返されました。
実は私、ヨガをやっていたこともあって、開脚して前屈するとお腹がぺったり床につきますし体は決して固くない方なのですが、太ももの前と膝まわりの筋肉だけがカッチカチに固いという状況でした。
そこで理学療法士さんから、太もも前のストレッチとテニスボールを使った膝まわりの筋肉リリースの方法を教わりました。
同じような内容のものがYouTubeに上がっていたので以下をご確認ください。
もも前ストレッチ
もも前が『超』硬い人向け!体を柔らかくするストレッチ!【5分一緒に画面を観ながら】 【Quad Stretch】
テニスボールでの筋膜リリース
【自分でできる】膝の痛みをテニスボールで解消する3つの方法〜大阪の整体〜
この動画では「痛気持ち良いぐらいの強さで」と言っていますが、私の病院の理学療法士さんには「ゴリゴリに痛いぐらいの勢いで」と最初に言われました。筋肉が固いうちは痛いけど、筋肉が柔らかくなってきたら痛くなくなるのでとのことだったのですが、筋トレといい、筋膜リリースと言い、私の病院の理学療法士さんと病院のトレーナーさんはいつも笑顔でスパルタでした。笑
筋膜リリースとは、器具などを使って筋膜(筋肉を包み込んでいる膜)のこわばりをほぐすストレッチのことです。テニスボールやフォームローラーを使うと手では届かないより深い場所を効果的にほぐすことができます。
フォームローラーをお持ちでない方が多いと思いますので(私は持っていません。そして今欲しいものベスト10に入っています)、まずはテニスボールから始めてみるといいかも知れませんね。
フォームローラー↓
そして、昨年通っていたパーソナルトレーニングジムでもやはり「ストレッチが大事」と言われ続けました。その時にトレーナーに教えてもらったのが「ワールズグレイテストストレッチ」です。その名の通り世界で一番偉大なストレッチと言わていて、全身の筋肉を満遍なく機能的に伸ばすことができます。
このストレッチをこれまで自分流にやっていたストレッチ(前屈など)に加えてやるようになってから、私の場合は肩こりが軽減しました。
The World's Greatest Stretch
The World’s Greatest Stretch with Jaws | adidas women workouts
普段から運動をしている方が今回ご紹介したストレッチを取り入れるのはもちろん効果的だと思いますが、普段運動されない方でもこれらのストレッチを取り入れるとリラックス効果やコリの改善につながりますので、ぜひご興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?